ロードサバイバー
美浦　菊川正達 厩舎

■ ロードホースクラブ公式ホームページより

(23/08/29)［美浦トレセン］９月６日（水）に馬房内で暴れて左後脚に重篤な怪我を発症。精密検査を受けたところ、予後不良の診断が下されました。長い間ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。 ・菊川調教師　「９月６日（水）の未明に担当者がアクシデントを確認。馬房の裏戸の付近で寝違えを起こした可能性が高く、バタバタと暴れた衝撃で扉の一部が外れた模様です。その際にできた僅かな隙間に左後脚を強く挟んでしまい、繋ぎの部分に手の施しようのないダメージを負う形。獣医師の診断の結果、安楽死の措置を行いました。トラブル判明の時点でどうすることもできず、ロードサバイバー自身には可哀想なことに。関係する皆様にも申し訳無い気持ちで一杯です」 (23/08/29)［美浦トレセン］８月25日（金）に美浦トレセンへ帰厩しました。ひとまずは１ハロン18秒前後のキャンターで仕上がり具合の把握に努める方針。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。 ・当地スタッフ　「８月22日（火）に15−15を行った際に小気味良い走り。高い位置でコンディションが安定している部分も踏まえ、帰厩のタイミングを菊川調教師と話し合いました。すると、25日（金）の移動が決定。スムーズに追い切りを始められると思います」 (23/08/28)［美浦トレセン］８月25日（金）に美浦トレセンへ帰厩しました。 (23/08/22)［千葉・ケイアイファーム］千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1200ｍ→ハッキング1200ｍ→キャンター2400ｍ（１ハロン17〜20秒ペース）。 ・当地スタッフ　「この中間も馬自身は元気一杯ですが、意図的に普通キャンターに制限。相変わらずの厳しい暑さも踏まえ、オーバーワークに注意を払っています。早々に再びタイムを出し始める方針。丁寧に作り込んで行けば、２歳戦から楽しめそうな存在です」 (23/08/15)［千葉・ケイアイファーム］千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1200ｍ→ハッキング1200ｍ→キャンター2400ｍ（１ハロン15〜20秒ペース）。 ・当地スタッフ　「８月10日（木）に半マイルから15−15を行ったところ、ラストまで余裕を持って駆け抜けました。身体の使い方が上手く、現状は課題らしい課題が浮かばないまま。スピードよりもパワーに秀でており、どちらかと言えばダート向きの印象です」 (23/08/08)［千葉・ケイアイファーム］千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1200ｍ→ハッキング1200ｍ→キャンター2400ｍ（１ハロン17〜20秒ペース）。８月３日（木）測定の馬体重は４９７kg。 ・当地スタッフ　「少し前に腫れの生じた左後脚球節は大丈夫。日々のコンディションと相談しつつ、広いトラックコースでのトレーニングを再開しました。ジワジワとピッチを上げており、今はハロン17、18秒ペースも消化。走りの質はなかなか良いと思います」 (23/08/01)［千葉・ケイアイファーム］千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、角馬場でダク1500ｍ→ハッキング1500ｍ。 ・当地スタッフ　「先週末の調教後、時間が経ってから左後脚球節に腫れを確認。歩様には出さなかったとは言え、一時的に触診反応が窺えました。すぐに症状は改善。『休ませる必要は無し』との獣医師の見解が示されており、現在は角馬場で軽目のメニューです」 (23/07/25)［千葉・ケイアイファーム］千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1200ｍ→ハッキング1200ｍ→キャンター2400ｍ（１ハロン17〜20秒ペース）。 ・当地スタッフ　「７月18日（火）よりトレッドミルでの調教に着手。何の違和感も覚えなった為、20日（木）に角馬場で跨りました。22日（土）と24日（月）は１周1800ｍのダートで普通キャンターを消化。ウィークポイントの右前脚球節に気を付けて乗り込みます」 (23/07/18)［千葉・ケイアイファーム］千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分。 ・当地スタッフ　「この中間も十分に楽をさせるパターンを継続。時間が経つに連れて発走審査までの疲れは少しずつ取り除けて来た印象を受けるものの、厩舎側から伝えられた右前脚球節の状態も考慮。もうしばらくの間はリラックスに重点を置くのが妥当でしょう」 (23/07/11)［千葉・ケイアイファーム］千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分。 ・当地スタッフ　「『右前脚球節が水っぽく、しっかりしていない部分を残す』との菊川調教師の話。その点を注視しながら管理を行っています。初めての環境下でゲート練習に励んだ直後。当面は疝痛予防を兼ねたウォーキングマシン内の運動に止めるつもりです」 (23/07/06)［美浦トレセン］７月６日（木）美浦・ダートコースでゲート試験に挑戦。結果は合格でした。今後は７月７日（金）に千葉・ケイアイファームへ移動して夏以降のレース出走へ向けて態勢を整えます。 ・菊川調教師　「７月６日（木）に発走審査を受けたところ、規定のチェック項目を無難にクリア。一発で合格できました。縛り付けた効果でスタートもサッと反応できるように。水準以上だと思います。７日（金）に千葉のケイアイファームへ。溜まった疲れを取り除きたいです」 (23/07/05)［美浦トレセン］美浦トレセンで１ハロン18秒前後のキャンターとゲート練習を消化。ゲートでの駐立に対しても段々と慣れて来ており、７月６日（木）にゲート試験を受ける予定です。ゲート試験の合格が当面の目標です。 (23/06/28)［美浦トレセン］美浦トレセンで１ハロン18秒前後のキャンターとゲート練習を消化。まだゲートでの駐立に対して不慣れな面を窺わせており、もう少しの間は同様のパターンで調整を行います。ゲート試験の合格が当面の目標です。 ・菊川調教師　「６月22日（木）に枠内で後ろへモタれ掛かり、立ち上がりそうな格好でした。早目の措置が必要な感じだった為、23日（金）より縛り付ける対応策を実施。28日（水）の段階では大人しくなっています。29日（木）も反復する予定。試験へ向けて更に進めましょう」 (23/06/21)［美浦トレセン］美浦トレセンで１ハロン18秒前後のキャンターとゲート練習を消化。心身共にコンディションに特に異常は認められず、もう少しの間は同様のパターンで調整を行います。ゲート試験の合格が当面の目標です。 ・菊川調教師　「新しい生活パターンに戸惑う素振りを見せず、今のところはスムーズに課題をクリアできています。６月21日（水）はゲート練習をメインに据えた内容。若駒らしいヤンチャな面も認められるとは言え、入り、駐立までは苦戦を強いられずにこなせている印象です」 (23/06/15)［美浦トレセン］６月15日（木）に美浦・菊川正達厩舎へ入厩しました。初めて経験する環境に慣れさせながら当面は１ハロン18秒前後のキャンターで仕上がり具合の把握に努める方針。ひとまずはゲート試験の合格を目標に調整を行います。 ・菊川調教師　「北海道から千葉への移動後も健康状態に問題が無く、受け入れ準備の整った６月15日（木）に美浦トレセンへ連れて来ました。特徴等を伝え聞いているものの、直に扱うのは今回が初めて。まずはトレセンの環境に慣れさせつつ、発走審査へ向けて進めて行きます」 (23/06/13)［千葉・ケイアイファーム］千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダート坂路コース・ダク1200ｍ→ハッキング1200ｍ→キャンター2400ｍ（１ハロン20〜22秒ペース）もしくはダートコース・ダク1200ｍ→ハッキング1200ｍ→キャンター2400ｍ（１ハロン20〜22秒ペース）。６月８日（木）測定の馬体重は４８５kg。 ・当地スタッフ　「６月４日（日）の到着後もコンディションは安定。長距離輸送の疲れを取り除いた上で、早々に騎乗トレーニングへシフトしました。馬場状態とも相談しつつ、現在は屋根付きの坂路とメインの広いトラックコースを併用。なかなか良い感触です」 (23/06/06)［千葉・ケイアイファーム］千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分。６月４日（日）に三石・ケイアイファームより移動しました。５月下旬測定の馬体重は４７８kg。 ・当地スタッフ　「ペースを上げても無難に対応できていた為、視察に訪れた菊川調教師と意見交換。早目にトレセンへ入れ、まずはゲート試験まで進める方針が固まりました。年齢を重ねてグングン力を付けそうなタイプ。６月４日（日）に北海道を離れています（三石・ケイアイファーム）」 ・菊川調教師　「元々がイイ馬でしたが、この１、２ヶ月の短期間で更に成長を遂げた感じです。少し前に北海道でチェックを行った際にそう言った好印象を受け、ケイアイファームの担当者と移動スケジュールを相談。来週以降に自厩舎へ迎えようと考えています」 (23/05/30)［三石・ケイアイファーム］三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1000ｍ→キャンター2400〜3200ｍ（１ハロン20〜22秒ペース）もしくはトレッドミル・ダク500ｍ→キャンター2500ｍもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×１〜２本（１ハロン17〜20秒ペース）。 ・当地スタッフ　「引き続き、脚元については落ち着いた状態。コンスタントに普通キャンターを繰り返しています。このまま不具合が生じなければ、次のステップへのシフトが可能。新規導入の低酸素トレッドミルも交えつつ、徐々にピッチを上げて行きましょう」 (23/05/15)［三石・ケイアイファーム］三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1000ｍ→キャンター2400〜3200ｍ（１ハロン20〜22秒ペース）もしくはトレッドミル・ダク500ｍ→キャンター2500ｍもしくはウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×１〜２本（１ハロン17〜20秒ペース）。 ・当地スタッフ　「ペースダウンの原因だった左前脚球節については大丈夫。獣医師の許可が下りた点も踏まえ、騎乗トレーニングの再開に至りました。ポリトラックコースでの試運転を経て早々に坂路へ。徐々にペースを上げており、現在はハロン17秒レベルです」 (23/05/01)［三石・ケイアイファーム］三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、トレッドミル・ダク500ｍ→キャンター2500ｍ。４月下旬測定の馬体重は５２０kg。 ・当地スタッフ　「左前脚球節のケアを主眼に置いて取り組む形。引き続き、トレッドミルでの調教を続ける形ながら、２週間前よりも速度を上げて傾斜も付けています。もうそろそろ跨り始める機会を検討できそう。見切り発車だけは避け、万全の状態で次へ進めたいです」 (23/04/14)［三石・ケイアイファーム］三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、トレッドミル・ダク500ｍ→キャンター2500ｍ。 ・当地スタッフ　「獣医師のアドバイスに従って現在も騎乗トレーニングを見合わせているものの、捻挫を起こした左前脚球節については時間の経過と共に症状が和らいでいます。元々が季節が変わるに連れ、力を付けて行きそうなイメージ。回復を最優先に考えましょう」 (23/04/03)［三石・ケイアイファーム］三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、トレッドミル・ダク500ｍ→キャンター2500ｍ。 ・当地スタッフ　「ハロン13、14秒台のラップを積極的に刻んでいましたが、少し前に左前脚球節に軽い捻挫の症状を確認。無理を避けて現在は騎乗調教を見合わせ、緩め過ぎないようにトレッドミルで汗を流しています。母が重賞勝ち馬でもあり、なかなか奥の深そうなタイプ。丁寧に完成へ導きたいです」 ・菊川調教師　「ホッコータルマエ自身の競走成績や産駒の傾向を考えると、本馬についてもダート向きの印象を持っています。ただ、自厩舎で手掛けたマーレアペルトは、同じ父の仔でＪＲＡの芝レースを初めて勝利。実際に管理を任されてから、あらゆる可能性を考えて行きましょう。良い身体付きで、均整の取れた綺麗な馬。大事に育て上げたいです」 (23/03/01)［三石・ケイアイファーム］馬体重：488kg　体高：160.0cm　胸囲：182.0cm　管囲：20.0cm

■ 募集カタログコメント／２２年募集

稽古を積みながら逞しさを増し、バランスの良い外見に変わりました。普段は大人しく扱い易い印象でも、それなりに警戒心を持つ点は競走馬に向く気性。調教では無駄な力を使わず、柔らかな身のこなしでスライドの大きな走りを披露しています。心身共に成長の余地を残し、この先の伸び代も十分。２勝クラスの立場で重賞タイトル奪取の波乱を呼んだ母さながらに本年度のダークホース的な存在です。

■ 血統解説

母は全５勝が芝2000ｍの中距離ホース。産駒はルーラシップ産駒のマーサーアンが芝2000ｍで１勝、ヘニーヒューズ産駒のリュタンはダート1200ｍでＪＲＡ1勝と、父の特性をそのまま伝えています。ホッコータルマエ産駒はＪＲＡ勝利全１００勝の９０％以上がダートで、距離は約４０％の３８勝が1800ｍというデータが残っており、同様のタイプに出る確率が高いでしょう。母の父マンハッタンカフェは母の父としてテーオーケインズ、メイショウハリオとダートの大物をだしながら、ソウルラッシュ(父ルーラシップ)、テーオーロイヤル(父リオンディーズ)とキングカメハメハ系種牡馬とも重賞勝ち馬を出しています。父と母の相性は非常に良さそうです。

セラフィックロンプの２１
牡馬・黒鹿・２０２１年５月４日生れ（美浦・菊川正達）
生産：新冠・守矢牧場　繋養：ケイアイファーム 　全５００口●総額１,９００万円
馬名：ロードサバイバー
英名：Lord Survivor（英語）
由来：冠名＋逆境に強い者　どのような逆境にも打ち克つ競走馬になって欲しい。

ホッコータルマエ 2009 鹿毛	キングカメハメハ 2001 鹿毛	Kingmanbo	Mr.Prospector
			Miesque
		*マンファス	*ラストタイクーン
			Pilot Bird
	マダムチェロキー 2001 鹿毛	Cherokee Run	Runaway Groom
			Cherokee Dame
		*アンファイルド	Unblridled
			Bold Foil
セラフィックロンプ 2004 青鹿	マンハッタンカフェ 1998 青鹿	*サンデーサイレンス	Halo
			Wishing Well
		*サドルチェンジ	Law Society
			Santa Luciane
	エルソル 1989 鹿毛	*ロイヤルスキー	Raja Baba
			Coz o'Nijinsky
		アズマローマン	*ラディガ
			*ハイタニア

母： 　セラフィックロンプ　《産駒6頭：出走5頭：勝馬4頭》 ５勝,愛知杯(Ｇ�V)２回(芝2000ｍ),糺の森特別(芝2000ｍ)府中牝馬Ｓ(Ｇ�V)２着,マーメイドＳ(Ｇ�V)２着,白富士Ｓ(ＯＰ)４着, 京都記念(Ｇ�U)５着　[勝ち距離2000ｍ] 　　マーサーアン（18　牡　鹿　ルーラーシップ）１勝 　　リュタン　　（19　牡　鹿　*ヘニーヒューズ）１勝,(公)１勝 祖母： 　エルソン 入着 　　シュア（セン　*ソヴィエトスター）３１勝 曽祖母： 　アズマローマン １勝,(公)４勝 　　メルクーリオ：１勝 ききょうＳ(ＯＰ)３着 四代母： 　*ハイタニアHytania 米国産,不出走 　　バンパサー：４勝 クイーンＳ,佐渡Ｓ 　　　　　バックツーイースト：１勝 　　　　　　　アズマイースト：３勝 スプリングＳ(Ｇ�U),ディセンバーＳ(ＯＰ) 種牡馬 　　マルサスMalthus)：パナマ４勝 Premio Empleados de Establos-L,シムダンディＳ(Ｇ�U)２着,トラヴァーズＳ(Ｇ�T)３着, 　　　　　　　　　　　　　　ファイエットＳ(Ｇ�U)４着,ウッドワードＳ(Ｇ�T)５着 種牡馬 　　シャインオンサラShine On Sarah：米１勝 　　　　　シャインブライトリーShine Brightly：プエルトリコ４勝 Clasico Lightning Al-L２着,Clasico Dia de la Mujer-L３着 　　　　　　　アブソルートAbsoluto：プエルトリコ３勝 Clasico Antonio Mongil, Jr,-L 　　　　　クラフティサラCrafty Sarah：米３勝 　　　　　　　シエテデオーロスSiete de Oros：米７勝 ジェロームＳ(Ｇ�U)２着,イリノイダービー(Ｇ�V)３着,ウィザーズＳ(Ｇ�V)３着 五代母： 　ヒルブルックHillbrook 米５勝 　　プライズプロファイルPrides Profile：米９勝 ガゼルＨ,スカイラヴィルＳ,ダイアナＨ,アスタリタＳ,ＣＣＡオークス２着 　　　　　ウインズオブソートWinds of Thought：米９勝 センチュリーＨ(Ｇ�T),レイクサイドＨ(Ｇ�U)３着 種牡馬 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スプリンターズＳ(Ｇ�T)４着,京王杯２歳Ｓ(Ｇ�U)２着,クローバー賞(ＯＰ)２着,種牡馬 　　ウォータークレスWater Cress：米２勝 　　　　　サザンスルタンSouthern Sultan：米４勝 ソードダンサーＨ(Ｇ�T),ディクシーＨ(Ｇ�U)２着 種牡馬 　　　　　コロニアルウォーターズColonial Waters：米６勝 ジョンＡモリスＨ(Ｇ�T),レイディーズＨ(Ｇ�U) 　　　　　　　　　*アワーミスレッグスOur Miss Legs：仏１勝 サクセスビューティ(フィリーズレビュー(Ｇ�U))の母,サクセスブロッケン(フェブラリーＳ(Ｇ�T))の祖母 　　　　　アイアンコンスティチューションIron Constitution：米４勝 ウィザースＳ(Ｇ�U),プリークネスＳ(Ｇ�T)２着 種牡馬 　　プライズプロミスPrides Promise：米入着 デインジャーズアワーDanger's Hour(マンハッタンＨ(Ｇ�T))の祖母